鉄取早- てっとりばやい - |
レアアースマグネットで鉄分を含んだ異物除去 |
鉄取早は、自由落下配管中で鉄粉・鉄片(くぎ・ボルトなど含む)などを取り除く除鉄装置です。 取り合わせはフランジになっていますので、既設配管にも組込可能です。 1.TOUシリーズ:マグネットを外側に取り付けるアウターマグネットタイプ 2.TBOシリーズ:角型ケースのボックスタイプ 3.TTUシリーズ:円柱型ケースのチューブタイプ 三種類を用意しております。 |
TOUシリーズ |
…外部型アウターマグネットタイプ |
TOUタイプ 外観写真
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簡単で大きな効果
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本体とマグネットは簡単分離
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TOUタイプ紹介動画(Youtube)
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TBOシリーズ |
…角型ケースのボックスタイプ |
用途 |
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製造ライン中の鉄粉・鉄片の除去 |
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製品特長 | |
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<ボックスタイプ標準寸法表> |
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スタンダード
上下接続部分はJISフランジを使用しています。 |
TTUシリーズ |
…円柱型ケースのチューブタイプ |
用途 |
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製造ライン中の鉄粉・鉄片の除去 |
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製品特長 | |
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スタンダード/サニタリー
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PDFカタログもご覧下さい。 ![]() |
弊社では、テスト機の御用意をしております。 原料を御用意の上、ご連絡を頂ければ、 実機での効果の確認が出来ます。 …試作・テストについてはこちら… |
一部ですが、鉄取早の外形図面を用意しております。 DXF 形式の図面ファイルをダウンロード出来ますのでぜひご利用下さい。 鉄取早の図面を参照する |
<除鉄装置に求められるのは> |
●取付が簡単であること |
除鉄装置は新設時のみならず、既設のラインの中にも取付けられることが多いために、設置法方が簡単、コンパクト、付帯工事不要などが求められます。
鉄取早は、この条件を満たします。 |
●鉄分の回収が簡単で確実であること |
除鉄装置に分離吸着された鉄分を回収時に誤ってライン中に混入したりすることで、分離組立作業に非常に長い時間かかったり、
工具を使用したりするのは、小人数での作業が多い今の生産現場に適していません。 鉄取早では除去作業が簡単にできる工夫がされています。 |
●内部清掃が完全にできること |
薬品や食品の製造ラインでの洗浄性、少量多品種生産のロット変更時の残留対策も求められる要素の一つです。 鉄取早はスタンダード仕様のほかにサニタリー仕様を用意して、この要望にお応えします。 |
●ステンレス粉が取れる |
ステンレスは非磁性体なので、一般的にはマグネットでの分離吸着はできません。
ただし空気輸送配管などで生じる剥離粉など、特殊な場合に限り、大きさ、混入率、通過スピード、
原料・製品の種類など条件によりますが、約6,000ガウス以上のマグネットで分離吸着ができます。 もちろん、鉄取早でもこのクラスの希土類マグネットをお選びいただけます。 |
●能力に合わせた品揃え |
除鉄は原料中に含まれる異物、生産機械から発生する摩耗鉄分、故障時などに混入するボルト・ナットなどがあり、
その装置は原料受け入れでの大量処理から、小袋包装前の製品まであらゆるライン中に設置がもとめられます。 鉄取早は3タイプで、この要望にお応えします。 |
<除鉄をするには> |
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●強い磁場を形成すること |
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マグネットは、N極からS極へ磁力線が出ています。 この磁力線がたくさんある空間を磁場と言い、その強さを便宜的に磁束密度Br(単位ガウス)で表します。 フェライト磁石で約4,500ガウス、希土類磁石で約12,000〜15,000ガウスです。 しかし、この磁束密度は、各マグネットの一番強い点のみの値で、その数値は距離に2乗して減少します。 したがって、強い磁場をどのような形状で作成するかが重要です。 鉄取早(てっとりばやい)では、この磁場を原料流路と直角に、死角のないように形成しています。 |
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●ポイントはヨーク |
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磁石の磁束密度を有効に利用する方法に「ヨーク」があります。 この仕組みを身近な例で説明しますと、メモなどを留めておく「マグネット画びょう」を思い出して下さい。 表面はきれいなプラスチックボタンのようであったり、人形やマークだったりしますが、裏返してみますと、鉄製の皿の中に黒い石のようなものが入っています。 この黒い石がマグネットで、皿がヨークです。 ヨークは磁石から出る磁力線を散らばらせずに寄せ集め、吸着させたい部分に集中させる役割を持っています。 この場合にも、磁力線は皿の狭い断面積に集中することになります。 鉄取早は、この磁力線を最大に生かすヨークを持っています。 |
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●原料・製品の分散を良くすること |
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鉄分は原料・製品中に混入していますので、鉄分とマグネットの間には多くの場合、原料・製品があります。 マグネットの分離吸着の効力は、磁場のところで説明しましたように距離の2乗に反比例なので、この原料・製品は効果を阻害することになります。 したがって除鉄装置では、原料・製品中に含まれる鉄分をいかにマグネットに近づけるかが、大きなテーマとなります。 鉄取早ではこの効果を最大限に生かすために、導入部のチューブ、クリアランス、ケーシング内部、ドアに取り付けられた拡散板の大きさ、配置、 角度などが長い経験とノウハウで決定されています。 |
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