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槇野産業(株) 過去のトピックス No.9


プラスチックペレットの異物除去は十分ですか

ダストやストリーマ(エンジェルヘア)、ファイン(微粉)は、合成樹脂の品質を低下させるため、プラスチックペレットへの混入を避けたい異物です。これらの異物は、プラスチック最終製品における欠陥やスクラップの増加を招くと同時に、プラスチック加工工場における生産の中断やコストの増大をもたらします。
プラスチックペレットを、貨車、トラック、コンテナ、袋などに梱包する前に異物除去の効率的で経済的な解決方法をお探しではないでしょうか。
良い製品の品質を得るためには、サイロの上部に設置された従来の異物除去装置だけでは十分ではありません。従来式の異物除去装置の後に残留したダストは、サイロの天井や壁に堆積し次第に塵埃の蓄積となり、ペレット全体を汚染する結果となります。
さらに、従来式の異物除去装置は製品を変更する際に洗浄することが大変難しく、これもまたトラブルの原因となっています。

低速高密度輸送にもディダスターを!

ダストやストリーマ、ファインを低減させるために、高価な低速度運搬システムを使用するお客様もいらっしゃいます。この技術によってファイン(微粉)は減りますが、非常に細かく高度に静電気が帯電したダストが生成され、これがペレットの表面にくっつき同じようにサイロに堆積します。
低速度運搬システムにおいても、高品質の合成樹脂を得るためには、ペレトロン・ディダスターの使用が強く推奨されます。

ディダスターを移動式に!

ペレトロンは、循環式のCCD(Compact Cyclonic DeDusting:小型サイクロン式異物除去)システムとして、新しい移動式の異物除去システム「XP−ディダスター(XP-DeDuster?)」を開発しました。XP−ディダスターの高さが非常に低いことが、このタイプの新技術の鍵でした。積み込みや梱包の前に、合成樹脂の洗浄を行うために、この移動式の装置を、各サイロの下に移動させることが可能なのです。
ディダスターは、製品を変更する際には、圧縮空気あるいは水で簡単に洗浄を行うことができ、これにより汚染防止が可能です。
ペレトロンは、すでに様々なサイズのディダスター装置をお客様にご提供しており、非常に高いご満足をいただいています。2008年6月には、シュコパウ(Schkopau ドイツ)のRPコンパウンズ(RP Compounds)社に移動式の36t/毎時のディダスターが納入され、順調に稼動を開始しプラスチックペレットをトラックに積み込む作業を行っています。また、まもなく多くのディダスター装置が著名なドイツのプラスチック製造会社に設置され、稼動開始する予定となっています。
この移動式の装置は、フォークリフトによって希望の位置に運ぶことが出来、サイロとトラックへの接続は、伸縮式のパイプによって行われます。

残存ダストは30PPM以下!

お客様が、洗浄後に残留したダストの含有量を測定したところ、レートは、常に30 ppm以下でした。エアフロー(特許取得済みの空気洗浄原理)と、ペレット表面とダストの間の静電気の帯電を遮断する特許取得済みの磁場の組み合わせによって、卓越した洗浄結果が達成されています。エンジェルヘアも、ディダスターによって確実に除去されます。研磨剤製品については、耐水設計タイプもご用意しています。
クローズドループCCDシステムとしてのXPシリーズのディダスターは、500kg/毎時から72t/毎時までのサイズをご用意しています。

「ペレトロンディダスターXP」のしくみ!

洗浄される製品は、重力によってディダスター内に取り込まれ、調節可能な吸入ディフレクタが、調節量に応じてペレットを洗浄デッキに分配します。ディダスターは、3つの異物除去エリアによって稼動します。上側洗浄ゾーン、ベンチュリゾーン、そして、下側洗浄ゾーンです。洗浄デッキには、効率的な空気洗浄効果のために配置、設計された溝や穴が備え付けられています。ディダスターの吸入口にある磁性のコイルが、磁場を生じることによって静電気の帯電が短時間遮断され、これにより、ダストがペレットの表面から分離します。ペレトロンのダスト測定工程においては、下限1.6ミクロンまでのサイズのダスト微粒子が処理可能です。ベンチュリゾーンにおいては、エンジェルヘアを取り除くために、空気洗浄効果の増減が可能です。オペレータの方やカメラから除去工程がよく見えるように、ディダスターには、透明なPCパネル(ご要望により硬化ガラスも装備可能)が標準装備されています。

カタログは
動きのビデオは

プラスチックペレットのダスト除去で売上増進

プラスチックペレットやリサイクル原料に含まれる、ダスト、微粉、フロス、ストリーマー、エンジェルヘアー、スネークスキン等は焦げ付きや供給不良を引き起こし、最終製品の白点、黒点、フィッシュアイ、濁り等の不良率を増やしたり、成型機のスクリュウへの 付着を起こし保守点検による稼働率低下を引き起こします。ペレトロンディダスターは、これらの問題を解決します。

より詳しい情報につきましては、



石膏の再利用が急がれています

廃石膏ボードの紙を除いた石膏部分のみを埋め立てる場合には、安定型の産業廃棄物最終処分場(安定型最終処分場)で処分することが可能となっていた。
しかし、安定型最終処分場において硫化水素が発生したこともあって、各種方策が研究され、粉砕処理が求められている。

石膏は付着性が強いことから粉砕機の選定には注意しなければならない為、スクリーンを使用しないピンミルが注目されている。



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