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“環境系材料の粉体化にはこの装置がオススメ

-無機物・有機物の粉砕・分級(ふるい分け)-



槇野産業では創業時から衝撃式粉砕機「マキノ式粉砕機」を製造・販売しております。
SDGsの観点で100%樹脂素材での活用ではなく間伐材などの木材や今まで廃棄されていた卵殻、貝殻、穀物系の廃棄していたものなどの素材を粉砕して使用する合成樹脂に関するご相談を多数頂いております。
これ以外にも環境系材料に関する粉砕の御問い合わせを多く頂いており、マキノ式粉砕機の“せん断力”により、環境系材料に含まれる繊維を粉砕する事で御客様の御要望に沿って参りました。
このページでは環境系材料向けに焦点を当てて、粉砕装置や分級装置を御紹介させて頂きます。


【環境系材料の粉砕について】

【マキノ式粉砕機に関して】
マキノ式粉砕機は乾燥原料向けの衝撃式粉砕機です。
DD-2/DD-3/DWと処理量によって機種サイズの選択が可能です。
原料を叩いて「砕く」と「剪断力」の二つの作用で細かくする粉砕方式です。
スクリーンと呼ばれる穴が開いた板金と原料を叩く回転板の回転数によって、粉砕粒度を調整する事が可能です。
スクリーンの最小穴径はφ0.35mm、回転数は最高で(DD-2型で5,600rpm、DD-3型で3,000rpm)となります。
マキノ式粉砕機外観写真
Pic1.DD-2 外観図


【マキノ式粉砕機の粉砕の仕組み】
原料は粉砕機のドア側から中央部から粉砕室に供給され、回転板の内駒(A)⇒固定盤(B)⇒外駒(C)と叩かれていき、最終的にスクリーン(D)の穴径より細かくなったものが製品となります。
環境系材料は繊維質の為、比重が軽く、外駒とスクリーンの隙間で滞留する傾向があります。
その隙間を狭める部品の衝撃板(E)を利用して、強制的に叩く事で粉砕を可能としております。
マキノ式粉砕機機構説明写真
マキノ式粉砕機機構説明写真衝撃板
Pic2.DD-2 内部
Pic3.衝撃板


【木チップの粉砕例】
原料(約10mm程)を最小穴径のφ0.35以下にする工程を紹介します。
マキノ式粉砕機のスクリーンは穴が小さくなる程、スクリーンの板厚も薄くなっていきます。
原料を直接φ0.35のスクリーンで粉砕しようすると、スクリーンへの負担が多い為、破損してしまいます。
よって、大きな穴径のスクリーンでプレ粉砕(一次粉砕とも)を行う必要があります。
原料⇒φ1.2スクリーン粉砕品⇒φ0.35スクリーン粉砕品(衝撃板付)の各写真を下記に記載致します。

槇野産業木粉粉砕サンプル原料
Pic4.原料
槇野産業木粉粉砕サンプル破砕品
Pic5.φ1.2スクリーン粉砕品
槇野産業木粉粉砕サンプル破砕品衝撃板付き
Pic6.φ0.35(衝撃板)スクリーン粉砕品

粉砕事例:マキノ式粉砕機×かんなくず

【環境系材料の分級について】

【木粉の分級例】
木粉の様な原料は比重が軽い為、従来の振動篩では網の上で踊ってしまい、効率が悪いです。
弊社分級機のミクロシフターは網と吸引エアーを用いて、原料を吸引して分級する装置となります。
空気吸引輸送設備内に組み込みが出来る事も御推奨する要因となります。
槇野産業製風力分級機ミクロシフター機構図
Pic7.ミクロシフター 外観図と断面図

原料は上部から供給されて分散室にて分級を行います。
本体正面のポリカーボネート製の点検窓から分散室内を目視する事が可能です。
分散室内の分級状態を確認しながら、原料の供給量を調整します。
二次エアーAは分散室内の原料を循環させる為に供給します。
網の奥側には回転するノズルが組み込まれており、回転しながら逆洗エアーを噴出します。
この逆洗エアーで網の目詰まり対策を施しております。
又、二次エアーBの開度を調整する事で分散室内での原料の滞留状況を調整する事が可能です。
開度を閉じれば、オン品側に原料が抜けやすくなります。
開度を開ければ、二次エアーを吸引して分散室内部に原料が滞留させ、分級精度を上げる事が出来ます。

槇野産業木粉ふるい分け分級サンプルオン品
Pic9.109μmオン品サンプル
槇野産業木粉ふるい分け分級サンプルパス品
Pic10.109μmパス品サンプル


※木の種類(広葉樹・針葉樹)・部分・含水率によって、分級状況は異なります。
木粉の分級を紹介させて頂きました。
こちらの原料以外にも比重が軽い原料の分級に向いております。
是非、テストにて性能能力を御確認下さい。

分級機(ふるい分け機)を動画で紹介!


  • 紹介の粉砕機・分級機

  • 設備の設置の仕方は…
  • その他関連する資料ページは以下から




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